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2023年10月4日

国際生物学賞に英ダービン氏 バイオインフォマティクス研究を先駆

日本学術振興会(杉野剛理事長)は生物学で世界的に優れた業績を上げた研究者を顕彰する第39回国際生物学賞を、英ケンブリッジ大学のリチャード・ダービン教授(62)に授与すると発表した。生物学と情報学が融合したバイオインフォマティクス分野の先駆者の一人として、ゲノム(全遺伝情報)データに基づき、生物学に必須の情報解析手法などを次々に開発してきた功績が評価された。また数々のゲノム解析プロジェクトを長年、先導してきた。

近年、生物学研究を強力に推進しているのが、ゲノム解析プロジェクトに代表されるゲノム生物学だ。ダービン教授は一見、暗号文にしか見えないゲノム配列から、さまざまな情報を読み解く解析手法やデータベース、フォーマットなどを次々開発してきた。現代のゲノム生物学で不可欠なものが多く、分子生物学に関わるほぼ全ての研究者が、間接的にであれ、その成果を利用しているという。

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